紫外線対策は、肌の健康を保ち、紫外線によるダメージを最小限に抑えるために非常に重要です。
紫外線が及ぼす肌への影響は大きく、シミ・シワ・たるみ・皮膚癌などのトラブルやリスクを増加させる可能性があります。
日常的に取り入れてほしい紫外線対策グッズを以下にてまとめていますので、参考にしてみてください。
日焼け止めは紫外線対策において絶対に使うべきアイテムです。
朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
汗やこすれなどで落ちてしまうため、できるだけ2時間おきに塗り直すようにしてください。
日焼け止めを選ぶ際には、SPF数値を参考に、個人の肌タイプ、紫外線にどのくらい当たるか、活動レベルに合わせて選択するようにしましょう。
SPF数値は、日焼け止めが紫外線からどれだけ肌を守るかを示すものになります。
SPF 15 |
軽度な日常的な紫外線曝露から肌を保護します。
例)通勤、通学、近くのコンビニ、散歩、室内など |
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SPF 30 |
中程度の紫外線から肌を保護し、日焼けを防ぎます。
例)1時間以上アウトドア、スポーツ、春秋冬の外出時など |
SPF 50 |
高い紫外線からの保護力が高いです。
例)夏のアウトドア、マリンスポーツ、海水浴、登山、スポーツ観戦など |
頭部を紫外線から保護するために、広いつばのある帽子やサンバイザーを着用しましょう。
特に、アウトドア活動時に有効です。
直射日光による熱中症予防にもなりますので、夏は帽子をかぶる習慣をつけた方が安心です。
暗い色(ブラック、ダークブルー、ダークグリーンなど)は、紫外線の吸収に優れており、紫外線からの保護効果が高いと言われています。
これらの色は紫外線を吸収し、肌に届く前にエネルギーに変換するので、紫外線対策も考慮して選ぶ際には参考にしてみると良いでしょう。
逆に、明るい色(ホワイト、ライトグレー、ライトピンクなど)は、紫外線を反射しやすく、吸収する能力が低い傾向があります。
しかし、紫外線防止素材が使われていれば、色に関係なく紫外線からの保護効果が高いです。
紫外線は目からも吸収されます。
そのため、目を保護するために紫外線カットのサングラスも使用するようにしましょう。
サングラスのレンズの色によって特徴が少し異なりますので、自身に合うものを選んでください。
【サングラスの色による違いと用途】
グレーまたはスモークレンズ |
グレーまたはスモークレンズは、自然な色を再現します。視界をクリアに保ちつつ、紫外線のブロックに効果的です。
適用場面:一般的な屋外活動、ドライブ、日常的な使用 |
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ブラウンレンズ |
ブラウンまたはアンバーレンズは、コントラストを高め、一部の青色光を遮断します。曇りや霧の日や夕方の眩しさを軽減します。
適用場面:アウトドア活動、釣り、ゴルフ、ドライブ、曇りや霧の日 |
グリーンレンズ |
グリーンレンズは自然な色再現し、特にコントラストを向上させます。眩しさを軽減し、視界を明るく保ちます。
適用場面:屋外活動、釣り、ゴルフ、テニスなどのスポーツ |
ミラーレンズ |
ミラーレンズは、表面にミラーリングコーティングを施したもので、外部からの視線を遮り、眩しさを軽減します。異なるベースカラーのミラーレンズがあります。
適用場面:明るい日差しの下での屋外活動、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ、水上スポーツ |
ローズまたはピンクレンズ |
ローズまたはピンクレンズは、コントラストを高め、一部の青色光を遮断します。特に曇りや霧の日に適しています。
適用場面:アウトドア活動、ランニング、サイクリング、スノーボード |
イエローレンズ |
イエローレンズはコントラストを高め、暗い環境や曇りの日に視界を明るくします。夜間運転にも適しています。
適用場面:夕方や夜間のドライブ、野球、射撃、低照度環境でのアクティビティ |
UV加工がされていなくても、衣服で肌を覆うだけでも紫外線からの保護効果があります。
できるだけ長袖、長ズボンを身に着けて紫外線対策をしましょう。
最近では、専用の紫外線防止素材でできた衣類が豊富に販売されています。
これらの素材は紫外線吸収や反射に特化しており、服の色に関係なく紫外線からの保護効果を高めることができます。
暗い色の紫外線防止効果が高いとはいえ、夏の暗い色の着用は熱中症のリスクが高まるので、これらの素材を使用した明るい色の衣類も活用してみましょう。
日差しが強い日には、紫外線対策のために日傘を使用することができます。
折りたたみ式のコンパクトな傘も便利です。
晴雨兼用の傘も豊富に販売されていますので、お気に入りを見つけてみてください。
紫外線から肌を守るためには、日常的な紫外線対策が不可欠です。
日焼け止めやUVカット機能のある帽子、サングラス、日陰を利用するなど、最低限もっておきたい対策グッズをご紹介しました。
もし、知らなかったアイテムがあったら、ぜひ取り入れてみてくださいね。
紫外線対策は外側だけでなく、内面からのケアも非常に重要です。
食事だけですべての栄養素を摂ることは難しく、カロリーオーバーのリスクも高まりますので、サプリメント・栄養補助食品なども検討してみてください。
また、見落としがちですが、若い頃と同じスキンケアを使い続けているのは危険です。
年齢に応じたスキンケア選びにも気を付けてみましょう。
今の対策が数年後、数十年後の肌の健康と若々しい外見の維持に役立ちますので、ぜひ習慣化していきましょう。