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シワの改善・治療はお早めに~シミのタイプとケア法まとめ~

シワは部位別、種類別に適切な治療をしなければなりません。表皮層の「ちりめんじわ」は早めの段階であればセルフケアでも改善が望めますが、真皮層の「大じわ」になると施術での治療が必要になるでしょう。

シワのタイプ別原因

シワの原因について

 

シワは主に、肌表面にできる浅いシワと真皮層まで影響している深いシワの2種類に分けられ、そのできる部位によってできる原因や治療方法が異なります。
まずは、どのようなシワの種類があるのか、自身のシワがどのタイプなのかを確認し、適切なアプローチをしましょう。
以下にて、シワのタイプと表皮・真皮のシワを解説いたします。

 

 

シワのできる部位

シワのできる部位によって、その原因や改善方法が異なります。
では、代表的なシワの部位それぞれのケア方法を見ていきましょう。

 

 

シワのできる部位とケア方法
表情ジワ

表情を作る際にできてしまうシワです。
主に目尻額の横ジワが該当します。
ボトックス注射が有効な治療法で、筋肉の動きを抑制してシワを軽減します。

老化によるシワ

年齢とともに肌のハリや弾力が減少してできてしまうシワです。
ヒアルロン酸注入レーザー治療などで改善します。

紫外線によるシワ

長時間の紫外線によってできるシワです。
日焼け対策を徹底し、ビタミンCビタミンEなどの抗酸化成分を含むスキンケア製品を使用することが改善と予防に役立ちます。

目の下のシワ

目の下にできるシワで、疲労加齢によって現れることがあります。
保湿成分レチノールを含むアイクリームを使用し、適切なアイケアを行うことが大切です。

首のシワ

首のシワやネックリンクルは、年齢とともに現れます。
クリームや保湿剤を使い、首の保湿ケアを行うことが重要です。

口元のシワ

口の周りのシワは、笑顔口の動きによって形成されます。
改善にはヒアルロン酸注入が使用されます。

手の甲のシワ

手の甲にも年齢に伴うしわが現れることがあります。
保湿クリームを使用し、紫外線対策を行うことが重要です。

 

これらのシワのタイプに対するケアは個々の状態や目標によって異なるため、専門医と相談しながら適切な治療法やスキンケア方法を選ぶようにしましょう。

 

 

表皮層のシワ

表皮層のシワ

 

お肌の一番外側にある「表皮層」にできるシワは、「ちりめんじわ」とも呼ばれています。
肌の浅いところに細かく刻まれ、目尻や目の下にできるのが特徴です。
早めのケアで改善が見込めるシワでもあります。

 

 

原因とケア
乾燥

表皮が乾燥すると、肌の弾力が失われてシワが目立ちやすくなります。
適切な保湿ケアを行うことで、乾燥によるシワを軽減できます。

紫外線

長時間の紫外線暴露は、肌の弾力を低下させるために表皮のシワを引き起こす可能性があります。
適切な紫外線対策をすることが重要です。

老化 年齢とともに表皮のコラーゲンエラスチンの産生が減少し、肌のハリや弾力が失われるため、シワができやすくなります。
表情

笑ったりしかめっ面をしたり、よくする表情の癖によってできるシワです。
額や目尻などにできた表皮のシワに悩む人が多いようです。

環境要因 大気中の汚染物質やタバコの煙などの外部の環境ストレスは、表皮のシワを促進する可能性があります。
睡眠不足やストレス 睡眠不足慢性的なストレスは、表皮の健康に影響を及ぼし、シワが現れる原因となることがあります。

 

表皮シワは、肌の保湿力低下が主な原因です。
ちりめんじわと呼ばれ、早い年代からの積極的な保湿対策が大切です。

 

秋冬の乾燥する時期には、加湿器を使用して空気の乾燥を防いだり、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分が多く含まれる基礎化粧品を使用したりするのが良いでしょう。

 

また、同じ表情を繰り返すことでもシワができてしまう可能性があるので、眉間や口元など意識して確認してみてください。

 

 

真皮層のシワ

真皮層のシワ

 

お肌の「真皮層」にできるシワは、肌の弾力がなくなったりたるんだりすると刻まれる深いシワのことで、「大じわ」とも呼ばれています。
額や目尻に多くできることが特徴で、表情ジワのケアをしないまま放置しておくと、真皮層まで進行する可能性があり、セルフケアでは改善が難しいでしょう。

 

 

原因とケア
コラーゲンとエラスチンの減少

年齢とともに、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンの量が減少します。
これにより、肌の弾力やハリが失われ、シワが現れる原因となります。

 

真皮の薄化

年齢や紫外線の影響によって、真皮層が薄くなることがあります。
真皮が薄くなると、シワがより目立つ傾向があります。

 

コラーゲンの糖化

高血糖や糖化の影響により、コラーゲンが損傷することがあります。
これによって肌のハリや弾力が減少し、シワが現れる可能性があります。

 

表情の影響

真皮層は表情の動きによっても影響を受けます。
顔の表情を作る際に繰り返し同じ筋肉が動くことで、真皮にシワが形成されることがあります。

 

真皮のシワは20代までに受けた紫外線が肌の負担となり、加齢とともに現れてくることが多いです。
紫外線は肌の土台を作っている真皮層のコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうので、ハリや弾力が失われ、たるみやシワとなってしまうのです。

 

紫外線対策は季節を問わず一年中行い、ランニングやマリンスポーツなどシチュエーションに合った日焼け止めを使い分けましょう。

 

日焼けをしないことが一番良いですが、もし日焼けをしてしまった場合はビタミンCを食事やサプリメントで補給し、ダメージを最小限に抑えるアフターケアが非常に重要になります。

 

 

 

シワの種類と原因を知って対策しよう

シワと一口に言っても、様々な種類があり、タイプごとに原因も治療法も異なります。

 

紫外線対策や保湿ケアなど自分でできるケアもありますが、美容クリニックでのレーザー治療高周波治療注入療法などでの治療は即効性もあり、非常に効果的です。

 

また、日常生活の中で繰り返される同じ表情が原因であることも多いので、眉間にシワを寄せていないか、同じ表情をしていないかを意識してみると良いでしょう。

 

シワは早めのケアで改善することが可能ですので、日頃から観察と予防に努めるようにしてみてください。